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さかきの身の回りの出来事を紹介。
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2日続けて更新!
御礼リク1本UPしました。
書きなれないカップリングはやはりわけのわからんことになりますね。
書いてるほうは楽しいのですが、読んでくれる方にはわけわかめな代物になっているかも・・・


ところで。
やっぱり古事記を読んでいるさかきなのですが。
何度も何度も読み返して、それでもいまいち理解できなかったアマテラスとスサノオの誓約のくだりがなんかようやく自分の中にすんなりはいってきました。
すっごい自己解釈では有るんですが、つまり


誓約における最重要項目は、後に天皇の祖先となる正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命を誕生させることに終始。

厳密な意味ではアマテラスが勝とうとスサノオが勝とうとどちらでも良かった。
(ストーリー上、どちらに転んでもスサノオは葦原中国へ追放される)

そのため古事記と日本書紀、およびアルフミで勝敗の判定基準が異なるという矛盾が生じた。

古事記でスサノオが一方的に勝利を宣誓したのは、作者の意図的な改変が行われたから。

つまり、後の天皇家に繋がるアマテラス側を『正』とするなら、スサノオ側を『悪』に仕立てたいという意図。

だから勝負に勝たせ、その上で暴挙を起こさせ、ヒール役に徹させた。

ってことなんじゃないかな~と。

すると国譲りの時、アマテラス側の横暴加減が薄れる気もするし・・・。
普通に考えたら、国譲りってただのカツアゲだもん。
わかりやすくアマテラスとスサノオだけで表記すると

アマテラス側「お前乱暴したんだから荒れてる葦原中国を治めてこいや」
スサノオ側「・・・まぁ仕方ねぇな。行ってやんよ。俺も悪いことしちまったし」

スサノオ側、頑張って中つ国を治める。
住みやすい国になる。

ア「お?中つ国って整ってみたら意外といいんじゃね?」
ス「俺頑張ったし」
ア「なぁちょっとその国、息子のもんにするからよこせや!」
ス「はぁ!?」
ア「文句言うなら力ずくで追い出したる!行って来いタケミカヅチ!!」
ス「ひひんっ!わかったよ!代わりのお家(出雲大社)を用意してくれたらこの国やるよ!」
ア「はじめっからそうしてりゃいいんだよ!ボケがっ!!」

って感じのやり取りなんです。ね?カツアゲでしょ?
この行為の非道さを和らげるためにスサノオの暴挙が描かれたのかなぁ、とか考えてます。
でもそれならどうしてわざわざこの横取り劇を物語りに挿入したのか、ってこと自体が謎ではあるんだよな。
もっと天皇サイドを持ち上げても良さそうなものなのに。
天武天皇の時代、スサノオ側の子孫を最低限立てる必要性があったのかなぁ・・・・
それとも桓武天皇による書き換えによるもの?うーん・・・・

古事記の解釈は難しい。
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