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ぎりぎりセーフということにしておいてくれ。
仕事だというのに何をしているんだ自分は。
取り合えずhtmlであげるほど時間がないのでひとまずこちらにリボーン255話妄想。骸再登場おめでと~どうして僕が助かったのか~SSをあげときます。
ユニと骸の関係とか、ユニの能力とか大幅に捏造されてます。
白蘭がかなり女々しいです。
それでも許せるという寛大な方は続きからどうぞ↓↓↓
今日の夜にでも背景つけてあげられるといいな。
突如として現れた君を見て、不覚にも僕は動揺してしまった。
けれども、よくよく思考を凝らしてみればそれはどう考えてもありえないことで、どんな世界においても起こり得なかった事象であると気付く。
一瞬でも驚いた自分が馬鹿みたいだ。
君は、僕が殺して、僕の手の内に落ちたのだから。
そこに、ボンゴレ側にいるわけがないんだ。
「残念だけど、幻覚を作るならもうちょっと現実味のあるものを作るんだったね」
君はいるわけがない。
だから目の前の君はただのまやかし。
例え有幻覚であろうと、オリジナルほどのスペックは備えていないだろう。
そんなもの怖くもなんともない。
「お言葉ですが白蘭。これは幻覚ではなく、実態ですよ」
「嘘も程ほどにね。クロームちゃん。骸君は僕が殺しちゃったんだものいるはずがないんだよ」
「違う・・・・・私じゃない・・・・・」
「?」
この動揺。
どうやら本当にクロームが作り上げた幻覚ではなさそうだ。
ならば一体誰が・・・・。
ボンゴレにはこれほど精巧に幻覚を作り上げられる者など骸=クロームの他にいなかったはずだ。
「だから言っているでしょう。僕は実態の六道骸なんですよ」
「有りえないっって言ってるのにわからないの?」
「認めたらどうですか?白蘭」
「・・・ユニ・・・・貴様何をした・・・っ!」
「何も。私はただ、彼に一つの可能性を示しただけ」
ユニが彼に笑いかけた。
なんて屈託のない笑顔なのだろう。
まったくもって気に食わない。
ただ黙って僕の言いなりになっていたあの頃の方が何倍も可愛げがある。
「はじめまして。私、ユニと申します」
「姿を見るのは初めてですね。お陰でこうして舞い戻ることが出来ました。感謝しますよ」
「感謝など必要ありません。私は私に出来ることをしたまでですから」
「そうですか。ならば礼を述べるのはやめておきましょう。代わりに僕が出来ることをする、それでどうでしょう」
「素敵な提案ですね。是非とも御願いします」
一変して、ユニは僕の目をしかと見据える。
強固な意志を携えて、僕を見据える。
「貴方は決して、全能の神なんかじゃない。貴方が見ていたのは世界のほんの断片に過ぎない。貴方が見てきた世界は、貴方が存在できた世界だけ。貴方がいない世界のことは知りえないのです」
「それは君も同じだろう?ユニ」
「いいえ」
ゆっくりと、それでいてはっきりと首を横に振った。
「私は総てを見ることが出来ます。例えそれが私の居ない世界であっても」
「理にかなっていないね。それは『知りえない』んだろう?」
「えぇ。私がただの人でしかなければ、この能力はあなたと変わりないものっだったのでしょう。
けれど私はアルコバレーノ。私ユニが存在しない世界があっても、大空のアルコバレーノが存在しない世界はありません」
「白蘭。あなたの能力は既にわかっています。同じ手は食いませんよ」
「骸・・・・・君・・・・・」
そんな、ありえない。
こんな世界、僕は知らない。
彼は殺した。
僕の手に落ちた。
今だって彼は僕の檻の中にいるはずなんだ。
「あの部屋からは出られない。そういう風に作った部屋なんだから」
「あなたが捕らえたのはただの幻覚。精巧に作られた有幻覚ですよ。あそこには僕の実態はなかった。それだけのことです」
「彼の精神も、私が別の世界に連れて行きました。肉体と精神を切り離せる彼だからこそ出来たことですが」
「あなたが彼女の精神を奪ったその何年も前から、彼女はこの可能性に気付いていた。いづれ訪れる今回の事体も」
「貴方の思い通りになったことなど一つもないのです」
「ふざけるなっ!!!」
ふざけるなふざけるなふざけるな!!
やっとの思いでココまでこぎつけたトゥリニセッテポリシーをこんな形で壊されてたまるか!
本当に最初から最後まで気に食わない連中だ。
沢田綱吉にはリングを破壊され、タイムトラベルなんて余計な時間を取らされた。
ユニにはアルコバレーノのおしゃぶりの力を解放できる力があるくせに自らを封じることで解放できなくさせられた。
あまつさえ六道骸はユニと結託して僕の能力を暴いた。
気に食わない。
僕の組み立てた崇高なトゥリニセッテポリシーが・・・・・!!
「ホント君たち気に食わないね。あんまり俺を怒らせないでよね。出来ることなら穏便に済ませようとしてるんだから」
「白蘭。今貴方が抱いている感情は怒りですか?それとも、孤独、ですか?」
孤独?
そんな感情、僕は知らないよ。
僕は創るんだ。
新世界を。
僕を必要としてくれる世界を。
総てを壊して一から創り上げる。
そこではきっと誰も僕を裏切らない。
僕は一人じゃない。
だから
お願いだから
僕の邪魔をしないで
壊れた世界に取り残された男が一人
やりたい放題書きすぎた。
今週のおザンプ読んだらものすごく後悔するかもしれないと今から覚悟しておく。
ガタガタ